原神

【原神考察】稲妻編のストーリーをわかりやすく解説!雷電将軍・笹百合・御輿千代・狐斎宮について

日本をモチーフとし、「永遠」を理念とする雷の国「稲妻」。

国のキーワードは「天光」「風雅」「浮世」。

このページでは、

  • 稲妻の歴史を知りたい
  • 雷電将軍の過去を知りたい
  • 万葉と友の神の目の結末について知りたい

こういった方に向けて、稲妻編のストーリーを分かりやすくまとめておきます。

この記事は原神の核心に迫る内容ばかりとなっており、ネタバレを含むのでご注意ください。

また当記事で使用している画像の引用元は、株式会社miHoYoです。

稲妻について

稲妻はテイワットに存在する七国のうちの一つで、雷神バアル(雷電将軍)が統治する雷の国です。

雷電将軍をトップとし、その下の天領奉行、勘定奉行、社奉行の三奉行が実務を行っています。

人以外にも、人ならざるもの(狐族、妖狸族、天狗族、鬼族)や混血など、多種多様な種族が暮らしている国です。

そして、近年「鎖国」「目狩り令」という稲妻を象徴する大きな出来事が起こりました。

雷電将軍の理念である「永遠」を軸とし、現在は「鎖国」を行って外国との交流を禁止しています。

ただし、旅人が入国する際にお世話になった北斗の南十字船隊や璃月の飛雲商会、スネージナヤのファデュイ等、交流を行っている団体もあります。

また稲妻への海路は嵐や雷雨が絶えず降り注いでいますが、これは雷電将軍が国を封鎖しようとする意志の表れです。

璃月から海上を凍らせて不法入国しようとすると、雷に打たれて詰みます。

稲妻へは北斗に連れて行ってもらいましょう。

そして、昨年から「目狩り令」を施行して神の目を回収し、それを千手百目神像にはめ込んでいます。

また目狩り令の施行以降、雷の神の目の所持者は現れていません。

三奉行について

各奉行の当主と役割は下記の通りです。

奉行 当主 役割
①天領奉行 九条孝行 将軍の代行
目狩り令の実施
②勘定奉行 柊慎介 鎖国の管理
入国審査
③社奉行 神里綾人 祭祀活動
人道・芸術などの管理

①天領奉行・九条家について

【九条孝行】

九条家の現当主で、目狩り令を施行させた張本人。

ファデュイと結託して目狩り令を雷電将軍に進言し、嘘の上奏(将軍への報告)を行っていました。

スネージナヤの使節と約束した利益を得るために、そして、敵対する家門の戦力を削ぐために、ファデュイの計画(目狩り令の発令と遂行)に助力します。

最終的に雷電将軍が黙認する形で、目狩り令が施行されました(ファデュイが目狩り令を実施した目的は語られていません)。

また戦に勝つためには民を犠牲にすることを厭わず、その場合は「抵抗軍の仕業にしろ」との命令を部下に出していまいす。

他にも力を持っていた鷹司家の鷹司勇を殺害するよう医者の城山に指示を出したり、その罪を万端珊瑚探偵所の龍二に被せたりと、目的のためには手段を選ばない人物です。

最終的にファデュイとの繋がりが明るみになったことで、周りの反感を買い没落の道を辿ることになりました。

雷電将軍の伝説任務でその過程を見ることができます。

【九条政仁】

九条家の長男であり、幕府軍の元大将。

常識的で民に理解があるとされており、目狩り令に対し疑問を抱いています。

また祟り神の影響を危惧する旨を手紙にし、父である九条孝行に伝えたところ、激怒され大将の席を外されてしまいます。

【九条鎌治】

九条家の次男であり、柊千里の想い人。

千里の手紙を渡したことで、旅人は通行証を発行してもらいます。

目狩り令が廃止された後、天領奉行の「当主代行」となりました。

【九条裟羅】


「常道を恢弘せしは、永遠なる鳴神なり!」

天狗の血を引いた幕府軍の現大将。

九条裟羅は、養子として九条家に迎え入れられました。

幕府軍は元々は九条家長男の九条政仁を大将としていましたが、現在は将軍に忠実な九条裟羅が大将となっています。

【鹿野院平蔵】

「罪を認めろ!」

天領奉行に所属する少年探偵。

日頃から自由気ままに振る舞っていますが、それが許されているのは彼の類い稀なる事件処理能力のためです。

平蔵は元々、万端珊瑚探偵所の珊瑚と共に「万端珊瑚平蔵探偵所」を設立し、そこに属していました。

また鳴神大社の巫女である鹿野奈々のいとこにあたります。

②勘定奉行・柊家について

【柊慎介】

柊家の現当主。

旅人を足止めするために、無茶なお願いをしてきました。

娘の千里によると、高貴な女性と旅人をどうやって離島に閉じ込めるのかを相談していたそうです。

この話していた女性はファトゥスの淑女です。

【柊千里】

柊家の令嬢。

九条家の次男である九条鎌治に、手紙を渡して欲しいと旅人に依頼をします。

③社奉行・神里家について

【神里綾人】

「ふふ…ほんの余興です。」

神里家の現当主。

若くして両親を亡くしており、妹の綾華と家督を引き継ぎました。

神里綾華の伝説任務で、母親・神里華代のエピソードを見られます。

【神里綾華】


「神里綾華、参ります。」

綾人の妹で、当主である兄を支えています。

綾華の方が城下町に姿を現して民と交流する事が多いので、「白鷺の姫君」として当主の綾人よりも知名度があります。

神里家には家司のトーマや


「オレが守るよ。」

隠密部隊である「終末番」が置かれており、忍びの早柚はここに所属しています。


「ドドーン!」

また社奉行はお祭の管理も行っていることから、綾華は宵宮とも親交があります。

宵宮は長野原花火屋の店主で、稲妻で最も腕の立つ花火職人でもあり、稲妻の一大イベントである長野原花火大会を手掛けています。

人懐っこい人情派で「夏祭りの女王」と呼ばれています。


「祭りの開始や!」

稲妻の飲食店について

【烏有亭】

岡崎陸斗が店主を務めている料亭。

岡崎は元々天領奉行に所属しており、名の高い役人でした。

引退後も与力や同心が相談に来るなど、人望の厚い人物です。

【志村屋】

志村勘兵衛が店主を務める人気料理店。

志村は元は貧しい武士でしたが、苦労の末に今のお店を開業しました。

烏有亭をライバル視しています。

【木南料亭】

稲妻城の花見坂にある料亭。

店主は木南杏奈で、彼女は神里綾華とも親交があります。

【木漏茶屋】

社奉行管轄の茶屋。

店主は元終末番の太郎丸で、神里家の許可を得た者しか入ることができません。

海祇島(わたつみじま)について

ver2.1で実装された「海祇島」。

海祇島には将軍や奉行といった位がなく、神宮を最高権威としています。

事務は巫女が行い、その中でも長である珊瑚宮心海は「現人神(あらひとがみ)の巫女」と呼ばれ、海祇島の政(まつりごと)を司っています。

心海はプレイアブルキャラとして実装されましたが、その圧倒的な回復量は「歩く七天神像」と呼ばれるほどです。


「ご安心を。私たちなら勝てます。」

また海祇島は稲妻に属する島ですが、他の島々とは異なる起源を持っています。

というのも海祇島の人々は元々は海の底の淵下宮に住んでいた棄民でした。

【棄民とは?】

戦争や災害などで政府に見捨てられた人々のことです。

そんな彼らの前に大蛇オロバシが現れます。

元々オロバシは魔神戦争で負けた魔神オロバシであり、テイワットの外の世界である「闇の外界」へと逃げ込みました。

その際に棄民と出会い、自身が得た力である珊瑚枝を犠牲にして彼らを助け、今の海祇島を作って住む土地を与え、耕起と製錬の方法を教えました。

そして、人々は大蛇オロバシを「オロバシノミコト」として祀るようになります。

しかし、数千年前、オロバシノミコトは稲妻本島を侵略しようと試みました。

その結果、幕府軍との過酷な戦いを経て、今のヤシオリ島で討たれることになります。

ヤシオリ島の西にある無明砦の遺跡は、この大戦で破壊されてしまいました。

またヤシオリ島の無想刃狭間は、この時の雷電将軍の無想の一太刀によってできたものです。

その後オロバシノミコトの意志と力は「祟り神」としてヤシオリ島に残り続けます。

そして、抵抗軍に潜伏していたファデュイのスパイ「ネイサン」の策によって、祠の鎮め物が壊されたことで祟り神の力が解放されてしまいます。

その結果、緋木村での疫病や、村長・鷲津の狂行を引き起こしました。

また祟り神の「核心」は、幕府軍によって幕府の武器鍛造の中心地である御影炉心で利用されています。

このようにオロバシノミコトが敗れたことで、海祇島の人々は降伏し、稲妻幕府に下ることになりました。

海祇島の人々の中には稲妻幕府と対立関係であったことや、祀っていた神が異なっていたことから、稲妻幕府をよく思っていない人もいます。

目狩り令がもたらした影響について

幕府が行っている目狩り令ですが、神の目を奪われた者は自分の願いを忘れてしまい、心が空っぽになってしまいます。

これに反抗した人々が抵抗軍を結成し、指揮官である珊瑚宮心海、大将のゴローを中心に幕府と戦っています。


「俺に続け!」

ゴローは八重堂が出版している「月刊閑事」の質問欄の回答を担当しており、読者からは人気作者のヒナさんとして認知されています。

ただ神の目を所持している者は少ないという理由から、民達は目狩り令にそれほど関心を持っていないのが現状です。

多くの民達にとって外国との交流を禁止している鎖国の方が、問題となっています。

ただ、長きに渡って戦場となった神無塚とヤシオリ島の住民は甚大な被害を受け、御影炉心の事故や、祟り神の影響も相まって、混沌とした情勢が続いています。

その中でも緋木村は悲惨な結末を辿っており、世界任務で村長の鷲津、医者の保本、母親を探す長次の行動が描かれています。

そして、住民だけではなく、稲葉藤三郎久蔵や公義(中身は研次)など、幕府軍の中にも人生を狂わされてしまった者がいます。

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雷電将軍の正体について

幕府で指示を出している雷電将軍は実は偽物で、本物の雷電将軍が作った「人形」でした。


「稲光、すなわち永遠なり。」

本物の雷電将軍は名を「影(えい)」といい、自身の精神世界である一心浄土で、何百年も瞑想を続けていました。

「精神を刀に宿して一心浄土で瞑想を続け、表では朽ちることのない人形に稲妻を統治させる」

これが摩耗を回避して永遠に至るための手段だと考えました。

人形である雷電将軍は、御前試合に敗北したシニョーラを容赦なく斬り捨てたり、生きて天守閣を出た旅人に即刻斬りかかったりと、まさに人形の思考でした。

ちなみにこの人形を作る前に「原型の人形(神の複製体)」を創造していたのですが、それは力を封印され稲妻の土地を彷徨い続けていました。

その後、ファデュイに目をつけられて力の封印が解かれたのですが、その原型の人形こそがファトゥス第六位「散兵」スカラマシュです。

旅人は稲妻でスカラマシュと対峙しますが、気を失ってしまった旅人を助けるために、八重神子が雷電将軍の「神の心」をスカラマシュ渡しています。

そして、実は雷神は双生の魔神であり、影の他にもう一人の雷神がいます。

それが姉の「眞(まこと)」です。

彼女らは魔神戦争に勝利した後、眞が幕府を設立し、影は眞の影武者となりました。

眞の魔神名は「バアル」、影の魔神名は「バアルゼブル」です。

また雷電将軍と関わりがあった八重神子の正体は、雷神の眷属です。

眞の腕の中で眠る八重神子↓

白辰(はくしん)の血統を継いでおり、今は鳴神大社の大巫女と八重堂の編集長を務めています。


「面白きことをしにゆくぞ。」

雷電将軍の過去について

雷電影がなぜ「永遠」を理念に掲げるようになったのか?

その原因は彼女が辿ってきた悲惨な過去にあります。

もともと彼女には

  • 笹百合(画像左)
  • 御輿千代(画像膝枕)
  • 狐斎宮(画像右)

という3人の旧友がいました。

しかし、数千年前のオロバシノミコトとの戦いで、笹百合が戦死。

500年前の漆黒の災厄との戦いによって御輿千代と狐斎宮も亡くなってしまいます。

さらに、その戦いで最も近しい存在だった姉の眞を失ったことで「摩耗」の本当の苦しみを理解し、同時に前に進むことで滅ぼされたカーンルイアを見たことで、未来への恐怖が強まります。

その結果、影は「永遠」を追求するようになり、前へ進むことを拒み停滞の道を選びました。

眞は戦いを苦手としていましたが、「夢想の一心」という刀を携えていました。

雷電将軍が元素爆発で使用する刀は、眞から受け継いだ「夢想の一心」です。

また眞の亡骸は神櫻の下に埋葬されました。

ストーリーの中で、雷電影は旅人と八重神子にこのように語っています。

願いとは元々「永遠」にそぐわないものです。

あなたはまだ気づいていないかもしれませんが、願いを追い求めるというのは…たくさんのものを失うことなのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「…前に進むことで生じた損失を、あなたも共に見てきたはずです。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

必死に前に進む国が、天理を前にしてすべてを失ったのを私は見ました。

「願い」とは多くのものを失ってしまう「永遠」にそぐわないもの。

だからこそ、願いの象徴とも言える神の目を接収することを黙認していたのでしょう。

願いを追い求めて前に進んだ結果、大切な人達を失った影だからこそ、辿り着いた結論なのだと思います。

「此の身こそ」

「いと尊き存在」

「天下を泰平せし者」

「臣民に夢を与えると誓いましょう」

「未来永劫」

「不変の『永遠』を…」

眞が亡くなったことで雷神が眞から影へと代替わりしましたが、そのことを知る者は稲妻でもほとんどいません。

そのため世間的には代替わりをしておらず、初代雷神バアルで認知されています。

また雷電将軍は、キャラクター実践紹介PVの最後で次の歌を詠んでいます。

「寝るが内に  見るをのみやは  夢と言はむ  はかなき世をも  うつつとは見ず」

これは古今和歌集に収められている短歌で、

「眠っている内に見るものだけを夢というのであろうか、いや、儚いこの世の中も現実とは思えない」

という内容で、大切な人が亡くなったことで知ったこの世の儚さを詠ったものです。

短歌を詠むシーン(2:20〜)から再生されます。

①【笹百合】

雷電将軍の愛将。

数千年前に起こったオロバシノミコトとの戦いの際に戦死。

②【御輿千代(みこしちよ)】

武芸に秀でた鬼族の娘。

月のような美しい姿をしており、将軍に仕え狐斎宮と共に御前で舞を披露したこともあります。

漆黒の災厄との戦いの際に、虎の体と蛇の尾を持つ獣に飲み込まれてしまいますが、かろうじて脱出。

しかし、その時の影響で闇に堕ちて自我を失ってしまった彼女は、将軍に斬りかかってしまいます。

その結果、将軍に腕と角を切られ森に逃亡し、最期は天狗、終末番、もしくは息子の道啓に異形の化け物として始末されたとされています。

魔獣の胸腔を切り裂いて、生き延びたエピソードから「虎牙の千代」と呼ばれ、その後名前は徐々に簡略化され「虎千代」と呼ばれるようになりました。

【御輿道啓(みこしどうけい)】

御輿千代は道啓という子どもを生みました。

母の死後、道啓は影向(ようごう)山にいた天狗の光代(てるよ)と出会い、鬼の血の呪いから解放するためにと「岩蔵」という名前を授かりました。

その後、道啓と光代の2人は13年間戦い続け、道啓の剣は天狗よりも速くなり、その剣を「天狗抄」と呼ぶ事を許されました。

天狗抄は「天狗勝」のもじりで、空飛ぶ天狗さえも切り落とせるという意味です。

【御輿長正(みこしながまさ)】

御輿家の養子。

養母である御輿千代の汚名を雪ぐために、幕府に入り仕えます。

そして、自身の手で堅実な刀「大たたら長正」を鍛え上げました。

その後、長正が部下である桂木を斬り捨てたことで、その刀は「桂木斬長正」と呼ばれるようになりました。

また鳴神島には「御輿」の名を持つ兄弟がおり、兄は工芸品店を営み、弟は天領奉行の役人をしています。

御輿千代の息子である道啓は、御輿の名前を捨てているので、この兄弟は養子であった御輿長正の子孫です。

そのため鬼の血は流れていません。

③【狐斎宮(きつねさいぐう)】

白辰の血筋を引く巫女で、幼い八重神子の面倒をみていたこともあり、八重神子が敬愛している人物です。

また多くの人間と交流があり、雷神に同行し稲妻の民を守っていました。

狐斎宮は神櫻の穢れを祓う神櫻大祓を行っていた人物でしたが、漆黒の災厄に飲み込まれて帰らぬ人となってしまいます。

そしてその後、狐斎宮の意思が穢れをまとい形となったのが、旅人に神櫻大祓をお願いした花散里(はなちるさと)です。

狐斎宮は最後に雷電将軍に次の言葉を残します。

「騙されず、動揺せず、あなたの信じた道を歩んでください」

神櫻大祓を終えた後に消えゆく花散里が旅人に残した言葉も同じものでした。

また稲妻鍛造武器の「白辰の輪」は、狐斎宮の想いが込められた法器です。

五百蔵(いおろい)

狐斎宮は妖狸族の五百蔵とも交流があり、競い合う仲でした。

そして、忠義心と優しさを持った五百蔵を雷電将軍の配下になるように仕向け、鎮守の森の守護をさせます。

漆黒の災厄が訪れた際には、五百蔵に嘘のかくれんぼを持ちかけて隠れさせたことで、五百蔵の身を守りました。

その後、五百蔵はおかしいことに気づき、狐斎宮の気を引くために彼女のクシを盗みます。

しかし、それは大祓に使う大切な鎮め物であり、陰陽師である惟神晴之介(かむなはるのすけ)によって石化されてしまいます。

惟神晴之介は影向役者三人組の一人で、狐斎宮が亡くなってからは悲しみのあまり国を出て、璃月で仙術を学びます。

その後、稲妻に戻り「陰陽術」と「式大将」を作り上げ、騒ぎを起こしていた五百蔵を封印しました。

影向役者三人組は、惟神晴之介、浅瀬響、御輿長正の3人のことで、かつて影向山で影向天狗に修行をしてもらっていた者達のことです。

【大天狗】

狐斎宮は影向山の族長である大天狗とも面識があり、速さを競い合っていました。

しかし、漆黒の災厄で狐斎宮が亡くなったことで、大天狗は自身を責め、娘の光代を一人残して自分を追放してしまいます。

【浅瀬響(あさせひびき)】

狐斎宮には小さな漁村から鳴神に来た浅瀬響という弟子がおり、とても可愛がっていました。

響は想い人である高峰(昆布丸)から弓術、そして、天狗から法術を学んでおり、年を取ってからはセイライ島の浅瀬神社で宮司をしていました。

この浅瀬神社には、のちに稲妻海賊の親分になる赤穂百目鬼左衛門と、相方の蛇目の姿がありました。

成長して海賊となった百目鬼はセイライ丸の主となり、漁獲を愛用し、「セイライの不死鬼」として名を轟かせます。

しかし、幕府が海賊の掃討を行い、セイライ島の住民を移住させ、そこに百目鬼を追い込みました。

そんな百目鬼に高峰の姿を重ねた響。

左衛門の口調や、わざと背を向ける仕草は、
あの人が刀を提げて去っていく時とそっくりだった。
今度は、絶対にこの人を死なせない。
「雷の三つ巴」の旗と敵対してでも……

引用元:破魔の弓

そして、百目鬼を助けるために天狗の法術を使います。

その結果、1,000年前に封印された「雷音権現」を顕現させ、セイライ島に大きな雷が降り注ぎました。

これにより幕府と百目鬼の両陣営の船隊が壊滅。

幕府は撤退を余儀なくされ、百目鬼は生き延びました。

その後、百目鬼は金リンゴ群島へと漂流し、なんとか稲妻に戻ってきますが、響の姿は見当たりませんでした。

そして、百目鬼は「世界を見てみたい」と言っていた響のために航海へと旅立ちます。

いつか響と再会した時に園国の話をするために…。

それから500年もの間、セイライ島は雷が降り注ぎ人が住めない島となっていました。

セイライ島の住民達は幕府により稲妻城へと移り住みましたが、浅瀬響や百目鬼と共に過ごしていたしゃべる猫・寝子は、浅瀬神社で今もみんなの帰りを待ち続けています。

寝子は響が時々口にする「昆布丸」という言葉を聞き、その時の表情から見て良いものだと思い、猫に昆布丸と名付けています。

【柊弘嗣(ひいらぎひろし)】

当時の柊家の当主で、港をつくり貿易を開拓した人物です。

狐斎宮の友人でもあり、狐斎宮は彼に邪を祓う法器「退邪の鑑」を授けています。

のちに柊はそれをレンズ部分の材料として「写真機」を作り、友情の証として鳴神大社へ贈っています。

現在は「追憶のレンズ」として旅人の手に渡りました。

年表 事柄
2,000年前 魔神戦争終結
不明 オロバシノミコト討伐
笹百合戦死
不明 雷鳥討伐
500年前 漆黒の厄災が訪れる
眞戦死
御輿千代戦死
狐斎宮戦死
1年前 目狩り令の発令
現在 旅人が稲妻を訪れる

雷電将軍の髪飾りについて

雷電将軍の髪飾りには彼女の想いが込められています。

眞と影の2人で稲妻を統治していた頃、2人は異なる髪飾りをつけていました。

眞は「扇状の髪飾り」を、影は「鳥の羽の様な髪飾り」をつけています。

災厄によって眞は命を落としてしまうのですが、現在の雷電将軍の髪飾りがこちら。

元々つけていた髪飾りに加え、眞の髪飾りもつけています。

おそらく眞の髪飾りを形見として、ずっと大切に身に着けてきたのでしょう。

また髪飾りの花に関してですが、形状から「桔梗」、もしくは「桔梗咲き朝顔」のどちらかだと思われます。

桔梗の花言葉は「永遠の愛」、「友の帰りを願う」。

そして、9月1日の誕生花でもあり、この日は雷電将軍の実装日です。

桔梗咲き朝顔の花言葉は「愛情の絆」で、7月2日の誕生花です。

童謡で讃えられた歴史上の武人達

  1. 大手門荒瀧
  2. 胤の岩蔵
  3. 長蛇喜多院
  4. 霧切高峰

①大手門荒瀧(あらたき)

大手門荒瀧に関する情報はほぼありませんが、子孫と思われる荒瀧一斗(あらたきいっと)がいます。

荒瀧一斗は賭け事が好きな大豆アレルギーの鬼族。

八重神子ときつねラーメンの大食い勝負をしたことがあります。

勝負は一斗が勝利し、八重神子が32杯分のラーメン代を支払いました。

しかし、ラーメンに油揚げが入っていたことで、一斗は一ヶ月ほど寝込むことになりました。

プレイアブルキャラクターとして実装されましたが、声優はT.M.Revolutionの西川さんが担当しており、「TM荒瀧Revolution」と呼ばれています。


「鬼の狂喜乱舞!」

九条裟羅に神の目を接収されたことを根に持っており、街中の看板に裟羅を探している旨を書き込んでいます。

また自由奔放な荒瀧派が存続できているのは、荒瀧派の二番手である久岐忍のおかげです。

「待・ち・な・さ・い…」

忍は様々な資格を所持し、裏方として荒瀧派を支えています。

元々は母親から巫女の道を勧められていましたが、性に合わず荒瀧派へと加入しました。

その手腕は幕府の大将である九条裟羅も認めており「博識の上に文武両道で、副手として稀代の逸材」と評価しています。

璃月で学んでいたこともあり、法律家である煙緋の後輩でもあります。

ちなみに鳴神大社にいる巫女・幸(みゆき)は忍の姉です。

②胤の岩蔵(岩蔵道啓)

鬼族の御輿千代の息子。

天狗の光代に岩蔵の名をもらった後は、我流の秘剣「天狗抄」で九条家の剣術指南役となり、「道胤」の号を授かります。

そして、岩蔵流という剣術を広めました。

また魔偶剣鬼には彼の記憶が統合されましたが、制御不能になり放棄されています。

岩蔵は紺田村に隠居していたこともあり、世話になったお礼として、柴門家に「天目影打」を贈呈していました。

「胤」の名を世襲した岩蔵の剣豪達は、数百年に渡り無数の妖魔を切り捨ててきましたが、現在は没落しており、最期は旅人に敗れて幕を閉じます。

③長蛇喜多院

喜多院は祟り神を殺す家系で、長い間「ヤシオリ守」を務めてきました。

④霧切高峰(昆布丸)

根っからの博打打ち。

少年時代に偶然出会った大天狗と賭けをし、引き分けたことで大天狗の小姓となり、飛雷の鳴弦を手に入れます。

小姓とは?

そばに仕えて、諸々の雑用を行う人のことです。

「昆布丸」は大天狗につけられたあだ名です。

大天狗の元で弓術と剣術を磨いたことで、幕府へ推薦され、出世をして旗本となります。

その後、武家の女の子を娶り、将軍より秘剣「霧切」を賜って、無数の妖魔や祟り神を斬ってきました。

また巫女である浅瀬響と想い合っている関係でもあり、弓術を浅瀬響に教えています。

昆布丸は武家の女の子を娶っていますが、身分が旗本ということもあり、自由に結婚相手を選べなかったのだと思います。

そして、漆黒の災厄の際には、将軍の陣の中で漆黒の軍勢と戦いました。

霧切はその際に粉々になりましたが、刀の欠片の一部が回収され、打ち直されたものが霧切の名を継ぎました(霧切の廻光)。

なおこの時に高峰は響と賭けをしており、自身が生きて帰ってくることへの賭け金として飛雷の鳴弦を渡していましたが、高峰が帰ることはありませんでした。

しかし、長い年月を経て、高峰は約束の場所へとたどり着きます。

漆黒に飲み込まれ、異形の姿になり、足を引きずりながら…。

そこで年を取った響と再会し、響の矢に射抜かれて生涯の幕を閉じました。

万葉と友の神の目の結末について


「風を知れ。」

万葉の親友は御前試合で九条裟羅に破れ、雷電将軍の神罰が下されました。

その後、万葉は抜け殻となった親友の神の目を再び灯す方法を探し求めていましたが、見つけることができません。

そんな中、旅人が雷電将軍の無想の一太刀から逃げられない危機に遭遇します。

「いつの日か…雷霆に相対する者がこの地上に現れる」

親友の願いと万葉の願いが一致した時、親友の神の目に光が灯ります。

万葉は一時的ですが風と雷の2元素を操り、雷電将軍の一太刀を押し返します。

万葉の親友の神の目は光を失いましたが、抜け殻になっていたのではなく、その願いは神の目に残り続けていたのです。

そして、本来の持ち主と同じ願いを持った者が現れ、再び光を灯しました。

その後、万葉は親友のお墓に彼の神の目を手向けて旅立ちます。

ちなみに親友のお墓は鳴神島の北東の崖下にあります。

おそらく親友を弔ってやりたいという思いから、幕府に追われながらも彼のお墓を作ったのでしょう。

また万葉の親友が懐に入れていた猫が、お墓のすぐ近くで寝転がっています。

飼い主の肉体はなくとも、魂はここにあるとわかっているのでしょう。

哲平の生死について

抵抗軍の兵士である哲平。

旅人が命を助け、抵抗軍に参加したての頃に色々と面倒を見てくれていました。

明るく、憎めない性格で愛着が湧いていたユーザーも多かったと思います。

そんな彼は本来は後方部隊として活動していましたが、自分も戦果を挙げたいという思いから、ファデュイから「邪眼」を受け取りそれを密かに使用してしまいます。

その結果、数々の功績を残したことで、ニシン一番隊の隊長まで出世しますが、邪眼の力を使った反動で老化現象が加速。

最終的に立ち上がれないほどヨボヨボになってしまいました。

旅人から邪眼の真相を聞かされた彼は納得し、

「旅人と一緒に新しい隊服を着たい」

という願いを口にします。

しかし、ついにその願いは叶うことはありませんでした…。

魔神任務の概要で哲平の死が語られており、最後のムービーシーンで珊瑚宮心海が哲平がいた場所に向かって手を合わせています。


ちなみに哲平の声優は井口祐一さんで、のちに鹿野院平蔵を担当されています。

「淑女」シニョーラについて

ファデュイの執行官ファトゥスの第八位「淑女」シニョーラ。

本名、ロザリン・クルーズチカ・ローエファルタ。

御前試合で旅人に敗北したことから、雷電将軍の神罰が下りました。

魔神任務の中で語られることはありませんでしたが、実は彼女も500年前のカーンルイアの滅亡によって人生を狂わされてしまった一人です。

様々な聖遺物などでシニョーラに関わる記述があるのですが、特に関係が深いのは「炎の魔女シリーズ」です。

シニョーラは元々は500年前のモンド人で、お互いに想い合っていたルースタンという人物がいました。

歌が上手な少女で、その歌声だけがルースタンの心の癒やしでした。

その後、シニョーラはスメールに留学、ルースタンは西風騎士となり西風剣術を生み出します。

西風剣術は、ジン団長やエウルア、ノエルが使っている剣術です。

シニョーラはスメールへと留学することになるのですが、その留学中、毒龍ドゥリンがモンドを襲撃。

この際に風神バルバトスは長い眠りについており、モンドは壊滅的な打撃を受けてしまいます。

そして、その中でルースタンは戦死。

最終的に風神バルバトスが目覚め、トワリンと共に漆黒の魔物を倒してモンドを救いました。

全てが終わったあと、シニョーラがモンドに戻り目にしたのは、変わり果てた故郷と愛しい人の死。

果てしない絶望と憤怒を抱き、涙も声も枯れ果てた彼女は、その感情を世の魔物達に向けました。

類まれなる炎の力を持っていた彼女は、世界を旅しながら魔物を焼き尽くしていったのです。

そんなある時、ファトゥス第1位の「道化」に出会ったことで、ファデュイがもたらす妄念の未来を見せられ、彼女はファトゥスへと加入することになりました。

ルースタンが思い描いた未来を実現するために。

そして、彼女は旅人との戦闘で氷の封印が解かれ、過去の記憶をすべて思い出します。

「私を魔女と呼ぶな!」

「救済はいらない…いらないの…」

これは戦闘時の淑女の叫びです。

彼女は決してなりたくて今のようになった訳ではありません。

ただただ愛しい人と未来を共に歩みたかった、それだけだったのでしょう…。

余談ですが、ウェンティから神の心を奪う際に「口先ばかり。」と言っていた事から、当時の事を根に持っているのだと思います(ウェンティが早く目覚めていればルースタンは助かったかもしれない)。

シニョーラは自身を蝕む炎の力を抑制するために「氷の邪眼」を授けられています。

他のファデュイとは違い、彼女の邪眼は拘束具としての意味合いが強いです。

鶴観について

ver2.2にて孤島「鶴観」が実装されました。

作家を目指している墨田の依頼で訪れることになるのですが、霧に覆われたこの島には1,000年にも渡る切ないエピソードがあります。

鶴観で旅人が出会ったのは少年「ルー」。

もうすぐ祭典があることを聞いた旅人は、その準備の手伝いをすることになります。

しかし、その祭典というのは鶴観の住民が祀っている雷鳥様に、供物として子どもを捧げるというものでした。

しかも、今回の祭典で生贄となるのが、そのルー自身でした。

実はこれは1,000年前の鶴観で起こったことで、

「住民達が祭典の準備を行う」

「ルーが生贄にされる」

「雷鳥が鶴観を滅ぼす」

という歴史をずっと繰り返していたのです。

旅人はこの繰り返される輪廻の中からルーを救い出そうと決心。

その過程の中で雷鳥の羽根に触れ雷鳥の想いを知ります。

  • ルーのことを気に入っていたこと
  • ルーがまた歌を歌う約束を楽しみにしていたこと

実は雷鳥は生贄など望んでおらず、「雷鳥様は生贄を求めている」というのは住民たちの一方的な勘違いだったのです。

結果的に祭典によって変わり果てたルーの姿を見た雷鳥は発狂。

雷霆により鶴観は滅ぼされ、雷鳥が再びルーの歌を聞くまで鶴観は破滅の呪いをかけられてしまいました。

雷鳥の想いを知ったルーは約束を果たそうとしますが、雷鳥は鶴観を滅ぼした後にセイライ島の天雲峠で雷神に討ち取られてしまっていました。

そこで機転を利かせたパイモンの提案で、一行は雷鳥の怨念が残っているセイライ島へと向かいます。

雷鳥に向かって約束した歌を捧げるルー。

こうして1,000年の時を越え、ルーの歌声は雷鳥(カンナ・カパッチリ)へと届き、鶴観は雷鳥の呪いから解き放たれたのでした。

ちなみに鶴観の伝統楽器である「マウシロ」ですが、手作りのマウシロを贈ることは求婚を意味します。

鶴観に住んでいたカマの先祖はサヨに贈るつもりでしたが叶わず、最終的にそのマウシロは1,000年の時を経て墨田の手に渡りました。

そして、墨田とカマは2人で一緒に旅に出ることになります。


白夜国について

ver2.4が追加されたことで、淵下宮とオロバシに関わる歴史がより明らかになりました。

淵下宮の民を地上へと導き、海祇島を作り上げ、最終的にヤシオリ島への侵略で雷電将軍に討ち取られたオロバシ。

しかし、そこには民達にさえ隠していたオロバシの真意が隠されていました。

数千年前、かつての淵下宮は地上に存在していましたが、ある時大戦が起こります。

これにより天が崩落し、地が裂開したことで、その土地は民もろとも地下深くに落ちてしまいました。

そして、人々は真っ暗闇の中で、原生生物であるアビサルヴィシャップと生き残りをかけて戦い続けることになります。

そんな時、時間を司る神「イスタロト」が現れ、賢者アブラクサス(阿倍良久)に知恵を与えたことで、「ヘリオス(大日御輿)」が建造されました。

常夜だった淵下宮はヘリオスの光に照らされ、白夜が訪れるようになり、「白夜国」と呼ばれるようになります。

またヴィシャップは光を苦手としていたので、人々はヘリオスの光によって安寧の生活を手に入れることができました。

しかし、ヴィシャップを退けたことで、今度は人々の中から私腹を肥やそうとする者が現れ始めます。

その者達は幼い子どもを「パエトーン(太陽の子)」として国を統治させ、裏から操ることで国を自分たちの思い通りに動かしていきました。

民達が苦しむ姿を見かねた賢者アブラクサスは反旗を翻しますが、大罪を着せられヘリオスへと監禁され、その生涯を終えてしまいます。

またパエトーンは、成長して善悪の判断がついてしまうと操れなくなってしまうので、ある年齢になるとヘリオスの内部へと送られ二度と帰ってくることはありませんでした(帰日の祭)。

【7人のパエトーン】

  1. 比螺夢門…外の世界を夢見た
  2. 離可琉…建造が好き
  3. 依栖目那須…白夜国の地図を正した
  4. 栖令比御…医術を学んだ
  5. 里栖太御須…粘土彫像が好き
  6. 御琉部栖…音律、琴が得意
  7. 伊恩…占術、呪符が得意

この嘆かわしい制度が7代ほど続いた後、ある転機が訪れます。

魔神戦争から逃げてきたオロバシが淵下宮に迷い込み、ある少年と出会ったのです。

「深淵の底にいる我々の神になってはくれないだろうか?」

少年の願いを聞いたオロバシは民を率いて王権を終わらせ、人と蛇の物語が幕を開けました。

その後オロバシは海祇大御神として人々から信仰されることになるのですが、決して触れてはいけない禁忌に偶然触れてしまいます。

それが「日月前事」です。

日月前事はテイワット太古の歴史が記された書籍であり、天理が禁忌として隠しておきたいものでした。

そのためオロバシは、天理から死刑宣告を下されてしまいます。

民達に危害が及ぶことを恐れたオロバシは、すぐに民達を守るための行動を始めます。

日月前事を特級禁書とし、民に鳴神島の文化を学ばせて稲妻式の名前を授け、使節団を諸国に派遣し外交関係を築かせました。

そして、自身の珊瑚枝を犠牲にして民達を地上へと導き、海祇島を作り上げたのです。

さらにアビサルヴィシャップが聖土化できないように、珊瑚をヴィシャップに移植する実験を行います(実験を行っていたヴィシャップ研究所は地図から抹消済)。

聖土化とは?

三界(人間界、ヴィシャップ界、アビス界)にある原初の元素力が強くなり、アビサルヴィシャップの生息地が拡大すること。

移植は成功し、オロバシの第二眷属である珊瑚王蟲を召喚する「海祇御霊祭」を定期的に行うことで聖土化を阻止することができるようになりました。

珊瑚王蟲は荒れ狂う元素力を転換させたあとは珊瑚蝶となり、淵下宮を飛び回ります。

しかし、この海祇御霊祭を行うためには、海祇大御神の生命力で凝縮された「血枝珊瑚」が不可欠でした。

この「血枝珊瑚」は、大日御輿に閉じ込めて改造を施したヴィシャップの体内で生成させているものなので、誰かが回収する必要があります。

そのため、海祇島から定期的に一人の勇者を送り、試練を乗り越えること(「血枝珊瑚」を回収すること)でヴィシャップの聖土化を食い止めてきました。

またオロバシは自分の代わりに民を導く存在として、自身の意志を引き継いだ「現人神の巫女」の一族を真珠から生み出します。

こうして民達が自分がいなくても暮らしていけると確信したオロバシは、天理の死刑に民を巻き込まないために最後の行動に移ります。

勝てないと分かりつつも雷電将軍に挑み、自らの死を選んだのです。

自ら死を選んだことで天理の死刑が執行されることはなく、オロバシの民達に危害が及ぶことはありませんでした。

そして現在、オロバシの民達は雷電将軍の傘下に入り、海祇島人として今もなお生き続けています。

「海祇島の民を天理から守るため」

オロバシは自ら命を絶ち、この真実を淵下宮と一緒に闇に葬り去りました。

三界道饗祭について

ver2.5で実施されたイベント「三界道饗祭(さんかいみちあえのまつり)」。

このイベントでは淵下宮に存在する3つの勢力の思惑が交錯しました。

淵下宮には下記の3つの世界が存在しています。

  • 「人間界」
  • 「ヴィシャップ界(光界)」
  • 「アビス界」

人間界の代表は旅人、ヴィシャップ界の代表はつみ(蛇お面の巫女)、アビス界の代表は淵上(人間の姿で登場)です。

つみの正体は、オロバシの第一眷属である半身半蛇の海祇の御使いです。

しかし、幼い頃からヴィシャップとして育った彼女は、ヴィシャップとしての人生を生きてきました。

つみの目的は、大日御輿に精鋭ヴィシャップを送り込み、囚われて利用されている仲間のヴィシャップ達を助け出すこと。

そして、大日御輿を破壊することでした。

大日御輿はオロバシの誓いによって、ある条件を満たすことで破壊することが可能です。

「珊瑚宮家、地走官衆、我の御使い――この瞳を前に大願は成就した。」
「以後、淵下において二者以上の不和が生じた際、他の決断を下す。」
「大日の塔は汝らの決議を聞き、自らの意志で崩落する。これまでのすべてを消滅させるだろう。」

引用元:法器「誓いの明瞳」フレーバーテキスト

珊瑚宮家、地走官、オロバシの御使いの中で、二者以上の不和が生じた場合、大日御輿は崩落します。

つまり、オロバシの御使いであるつみは、オロバシの誓いにより大日御輿を破壊することができました。

しかし、つみは旅人とのやり取りで大日御輿を壊すことを躊躇い、最終的に大日御輿を壊すことなく去っていきました。

「大日御輿、もう私にとっては些末なこと。いずれまた、我々は必ず帰ってきます。」

七龍と珊瑚宮心海の関係について

かつてこの世界はアビサルドラゴエアと呼ばれる七龍によって支配されていましたが、天理との戦いで敗れ、七龍はすべて朽ちていきました。

【日月前事に記されていた年表】

年表 事柄
鳩が枝を運んだ年 パネースが4つの影と共に七龍に戦いを挑む
枝を運んだ後の四十余年 40年に渡る戦いで七龍は敗れた
パネースが天地の創造を始める
枝を運んだ四十余年 大地、生物、人間を創った
箱舟が扉を開いた年 パネースは人間に対してある計画を抱く
箱舟が扉を開いた次の年 人類が繁栄する
狂歓節の年 人類の危機に天が手を差し伸べる
葬火の年 天上から第二の王座が訪れ大戦が勃発
淵下宮の土地と先祖が地下へ落ちる
暗黒の元年 人々の祈祷に対しパネースと3つの影は応じなかった
暗黒の三年目 影の1つイスタロトが手を差し伸べる
盲目の年 ヘリオス建造
日明の年、或るいは日月の元年 白夜が訪れ、常夜が消え去る
日月の年号が始まる
日月の二年目 パネースが大戦に勝利する
淵下宮の人々に禁令を下す

淵下宮に生息しているアビサルビシャップはこの七龍の一角である水の龍の眷属であり、長いこと深海で生息していたため天理の力に支配されることはありません。

オロバシは自身の意志を残すために現人神の巫女の一族を珊瑚の力を持った真珠から生み出しますが、その際に七龍の末裔であるアビサルヴィシャップの血を移植したと考えられます。

そうして水の龍の力を持って生まれた現人神の巫女の末裔が珊瑚宮心海です。

予言では新たな水の龍は人の姿で降臨されると言われており、それはおそらく「睡竜座」という命の星座を持つ心海のことを指していると考えられます。

雷電五箇伝について

ver2.6で実施されたイベント「光華容彩祭(こうかすがたのいろどりさい)」では稲妻の鍛造技法である雷電五箇伝について語られました。

過去の稲妻には、雷電将軍の刀鍛冶技術を受け継ぎ、その名を轟かせた御用刀工がいました。

それが下記の5流派です。

  • 「天目」
  • 「一心」
  • 「経津」
  • 「百目」
  • 「千手」

このうち「経津」「百目」「千手」はすでに廃れており、残っているのは「天目」と「一心」のみ。

天目流の当主は天目十五(あめのまとうご)。

天目流の極意は「水滴が石を穿つ忍耐と全身全霊を尽くす意志」にあります。

そして、一心伝の当主は楓原万葉。

一心伝は「刀の鍛造を行う瞬間から、心と剣を一体とすることを追求する流派」で、普通は人が刀を選びますが、一心伝は刀が人を選びます。

この雷電五箇伝は自然と衰退の道を辿ったと考えられていますが、真相は違いました。

雷電影が創った人形である「国崩(散兵・スカラマシュ)」が復讐のために暗躍していたのです。

国崩は稲妻を彷徨っていた時に、桂木という幕府の副官に拾われて世話になっています。

しかしその後、桂木は国崩をかばって上司である御輿長正に斬り殺されてしまいました。

御輿長正が刀鍛冶であることを知っていた国崩は、関係の深い雷電五箇伝を復讐のため滅ぼすと決めたのです。

そして、「経津」「百目」「千手」の流派を滅ぼし、楓原家の御神刀の鍛造を妨害するために古代の鍛造図を改竄しました。

その結果、御神刀の鍛造が上手く進まず、担当の刀工たちは罪に問われることを恐れて逃亡しました。

これにより楓原家と神里家は管理不行き届きの罪に問われ、存続の危機を迎えてしまいます。

また逃亡した刀工たちの中でスネージナヤへと逃亡した者がいましたが、その者が故郷への贖罪のために最期に打った渾身の一振りが、意志を持った妖刀「籠釣瓶一心(かごつるべいっしん)」です。

この刀は一心伝を継承するため、最終的に万葉の手に渡りました。

【原神考察】稲妻編のストーリーをわかりやすく解説!│まとめ

旅人が雷電将軍に勝ったことで目狩り令は廃止されましたが、稲妻編は全体的に悲壮感の溢れるストーリーとなっていました。

特に「死」が隠れたテーマだったように思います。

  • 雷電将軍の旧友達
  • 万葉の親友
  • 哲平
  • シニョーラ
  • ルー
  • パエトーン

この他にも目狩り令が起こした戦争の影響によって奪われた命がたくさんあります。

「大切な人の死とどう向き合っていくのか?」

「そして、それをどう乗り越えていくのか?」

まるでそんな疑問を投げかけているようでした。

おそらく今後の旅人の旅路の中でも様々な「死」と向き合う場面が出てくると思います。

その場面に直面した時に、旅人がどんな選択をしていくのか?

稲妻編は今後の旅人の旅路を見守る僕たちに、そんな思いを抱かせるストーリーだったと思います。

他の七国のストーリー解説は下記の記事一覧からどうぞ。

原神の記事一覧はこちら

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