プリンターってどれを選べばいいんだろう…。
メーカーとか、インクの種類とか、機能とか、機器に興味がない方からすると調べるのも面倒でもの凄く手間に感じますよね。
僕は仕事柄プリンターを使う事が多いのですが、今までに色々なプリンターを調べたり、実際に使ったり、失敗もしてやっと満足のいくプリンターに出会えました。
なので、このページでは
- プリンターの種類について
- インクの数について
- インクのカートリッジについて
- プリンター機能について
こういった初心者の方がプリンターを選ぶ際に、最低限押さえておくべき注意点についてまとめておきます。
選び方を間違えてしまうと…、
プリンター本体は安かったけどインク代がめちゃくちゃ高くて気軽に使えない…!
といったことも起きてしまうので、最低限の知識は身につけておきましょう。
このページを読むことで、プリンター選びでの失敗を避けられるので、ぜひ参考にしてみてください。
できるだけシンプルに分かりやすくまとめていきます!
プリンターの3大メーカー
今までプリンターと言えば、「エプソン」と「キャノン」の2大メーカーが有名でした。
しかし、最近は「ブラザー工業」が台頭してきており、人気のブランドとなっています。
ブラザー工業は愛知県名古屋市に本社を構える電機メーカーで、元々はミシンの製造で有名でしたが、現在は独自の路線でプリンターも販売しています。
今はこの3社がプリンターの3大メーカーと呼ばれています。
【プリンターの3大メーカー】
- エプソン
- キャノン
- ブラザー工業
プリンターの選び方
①プリンターの種類について

プリンターは大きく分けると2つに分かれます。
- インクジェットプリンター
- レーザープリンター
「インクジェットプリンター」はインクを直接吹き付けて印刷するプリンターで、写真の印刷に適しています。
印刷スピードは普通で、値段は安めとなっています。
一方で「レーザープリンター」はトナーと呼ばれる着色剤の粉末を吹き付けて印刷するプリンターで、文書などの大量印刷に適しています。
印刷スピードが速く、値段は高めです。
インクジェットプリンター | レーザープリンター | |
用途 | 写真、文書 | 大量印刷 |
印刷スピード | 普通 | 速い |
値段 | 安い | 高い |
結論 | 家庭用 | 仕事用 |
レーザープリンターは高価なこともあり家庭用には向きませんので、個人で使うのなら「インクジェットプリンター」がおすすめです。
②インクの数について

家庭用のプリンターであれば、インクの数は「4色〜6色」というのが一般的です。
インクの数が多いほど淡い色のグラデーション表現が上手くできるので、写真を綺麗に印刷したいのであればインクの数が多い方が適しています。
しかし、使用するインクの数が多くなるほど、インクのコストが高くなります。
企業用のプリンターだと、インクの数が11色というものもあります。
写真を綺麗に印刷したい!
という目的の方なら6色のプリンターがおすすめですが、写真を印刷しない方や、そこまで写真の出来にこだわりがない方であれば4色で充分です。
マゼンタ・シアン・イエロー・ブラックの4色があれば、モノクロ印刷はもちろん、カラー印刷も問題なく行なえます。
ちなみにエプソンとキャノンは4色・5色・6色インクのプリンターを扱っており、ブラザーは4色インクのみに特化したプリンターを扱っています。
③インクカートリッジの形式について
インクが入っているカートリッジには「独立型」と「一体型」があります。
独立型は各インクがカートリッジごとに分かれていて、1色ずつ交換することができます。
一体型はインクが1つのカートリッジに入っているので、全てのインクを一緒に交換することになります。
一見すると一度の交換でインクをまとめて補充できる一体型の方が良さそうに見えますが、一体型は1色切れてしまうと、他のインクが残っていても交換しなければなりません。
なので、なくなったインクだけ交換できる「独立型」の方がコスパがいいのでおすすめです。
独立型 | 一体型 | |
交換方法 | 1個ずつ | まとめて1回 |
コスパ | 良い | 悪い |
④自分が欲しい機能について
最後は自分が欲しい機能が付いているかを確認しましょう。
現在のプリンターには様々な機能が付いていますが、主な機能は下記の通りです。
- 印刷機能
- ダイレクト印刷機能
- コピー機能
- スキャン機能
- 自動両面印刷機能
- 自動原稿送り機能
プリンターなので印刷機能はもちろん付いていますが、スマホやタブレットからWi-Fi接続で直接印刷できる「ダイレクト印刷機能」も基本的にどのプリンターにも付いています。
あとは「コピー機能」と「スキャン機能」ですが、これは値段がそこまで変わらないので、付いているものを選んでおくのがおすすめです。
「自動両面印刷機能」は、両面印刷を活用して用紙を節約したい方に、「自動原稿送り機能」は複数枚の原稿をまとめてスキャンする方におすすめです。
プリンターの豆知識
プリンターの故障で多いのがインク詰まりです。
インクジェットプリンターは何ヶ月もの間起動させないままでいると、インクの吹出口がインクで固まって詰まりやすくなってしまいます。
そこでインク詰まりを予防するために、1週間に1回は電源を入れることをおすすめします。
電源を入れるだけで、プリンターのヘッドが動いてヘッドクリーニングを行い、インクが詰まるのを防いでくれます。
なので、印刷はしなくても普段から電源を入れるようにしておくと、インク詰まりによる故障を防いでプリンターを長持ちさせることができます。
おすすめのプリンター【ブラザーDCP-J926N】

ここからは実際に僕が使ってきたプリンターの中で、おすすめできるプリンターについて紹介していきます。
僕の場合は仕事でたまに文書を印刷する程度なので、特に写真にこだわりはなく、インク代を安くしたいと考えていました。
機能面も印刷の他にはコピーができれば良かったので、とにかくシンプルで操作しやすいプリンターを探していました。
先程の選び方のポイントに当てはめるとこんな感じです。
- インクジェットプリンター(文書メイン)
- 4色インク(写真にこだわりなし)
- インクカートリッジ独立型(インクコストを抑えたい)
- 印刷機能、コピー機能(これで充分)
いわゆるライトユーザーに当てはまると思います。
そこで購入したのが、ブラザーさんの「DCP-J926N」です。
ブラザーさんの「DCP-J926N」をおすすめする理由は、自分が使ってみてめちゃくちゃ良いと思ったからです。
- ボタン操作がシンプルで迷わない(簡単に印刷できる)
- インクが4色なのでインクコストを抑えられる
- インクが前面右にあるので交換がとても簡単
より詳細なレビューは下記の記事を参考にしてください。

もし写真印刷にこだわりたいという方であれば、少し値は張りますが6色インクを使ったエプソンさんの「カラリオ EP-883A」がおすすめです。
【プリンターの選び方】初心者が失敗しないための注意点|まとめ
プリンター選びはまず自分の用途を明確にすることから始めましょう。
そして、プリンター本体の価格だけでなく、その後に継続してかかってくるインク代も考慮して選ぶと失敗しません。
もしあなたが僕と同じようにプリンターのライトユーザーなのであれば、ブラザーさんの「DCP-J926N」は本当におすすめできます。
印刷枚数はそこまで多くないけど印刷コストを抑えたい!
という方はぜひ候補として検討してみてください。
