ゼロから始める税金講座

【税金の基礎】税金で損をしないために絶対におさえるべき9つのポイントを徹底解説!

このページでは税金の基礎について超分かりやすく解説していきます。

中には「税金」という言葉を聞いただけで、

「難しい」

「興味がない」

「支払っている実感がわかない」

といったようなネガティブなイメージを持っている人が多いです。

その気持ちはめちゃくちゃ分かります。

税金って難しいし、ぶっちゃけ興味持てないですよね。

でも税金は「知らなかった」というだけで大きな損失をしてしまうことが多々あるんです。

なんか悔しくないですか?

知らないというだけで、一生懸命働いたお金を余分に支払うのって。

なので、この記事では「税金ってよくわからないけど損したくない!」という方に向けて、

「そこから!?」っていうほど噛み砕いてまとめています!

  • 「そもそも税金って何?」
  • 「何で税金を納める必要があるの?」
  • 「税金を納めなかったらどうなるの?」

こういった疑問はこのページを読んでもらえれば、全て解決できるようになっています。

税金はこの国で生きていくのであれば切っても切り離せないものです。

一生関わっていくものなので、損をしないように上手に付き合っていきましょう。

税金で損をしないためにおさえるべき9つのポイント

①「税金」って何?

まずは「税金って何?」ってところからです。

ニュースでも公務員の無駄遣いが話題になってますよね。

税金を簡単に説明すると、

「日本社会を維持・発展させるためにみんなで出し合ったお金」

なんです。

この社会を運営していくにはどうしても必要になってくるものがあります。

例えば治安を維持するための警察火災から人々を護る消防などですね。

もちろんこういったみんなのために働いている人に対してお金を払わなければいけません。

その人達も生活があるのでボランティア(無給)という訳にはいきませんよね。

なので、「社会全体で必要なものに対しては国民みんなでお金を出し合って支払っていきましょう」と昔に決めたんです。

ちなみに「税金を納めること(納税)」は「働くこと(勤労)」「子どもに教育を受けさせること(教育)」と並び日本国憲法に国民の3大義務として定められています。

つまり日本国民は「一生懸命働いて、国にお金を払って、自分の子どもに教育を受けさせましょう」ってことです。

  • 税金とは「日本社会を維持・発展させるためにみんなで出し合ったお金」
  • 税金を納めること(納税)は国民の3大義務のうちの1つ

②「公務員」って何?

続いては「公務員について」です。

公務員というのは「国の仕事を行う人」です。

先程挙げた警察官や消防士はもちろんのこと、国会議員や市役所の職員などが代表的ですね。

この人達は国を運営する仕事をしている訳だから、税金からお給料が出されます。

ただ、中にはその税金を自由に使えてしまう人もいるんです。

税金の無駄遣いがニュースになっているのは、そういう人達が自分のために税金を使ってしまい問題になったためです。

それと就職活動などで「公務員は安定」という話題がよく出ることがありますが、公務員は税金からお給料をもらっているので国が機能している限りお給料が支払われます。

つまり、民間企業に比べたら国が潰れる可能性は限りなく低いので安定と言われている訳ですね。

もちろん移り変わりが激しい現代においては公務員になれば安定と一概に言える訳ではありませんが、こういった理由で公務員を目指す人も多いです。

  • 公務員は「国の仕事を行う人」
  • 公務員はサラリーマンより安定している(と言われている)

③税金の種類について

税金には本当に様々な種類があるんですが、おそらくもっとも馴染みがあるのが「消費税」だと思います。

お店で商品を購入する際に必ず商品の代金に加えて消費税が上乗せされますよね。

お店に支払った消費税はそのお店が後でせっせと国に支払っているんです。

いつの間にか支払って当然のものなんだと幼少期から叩き込まれてましたけど、この消費税ってどんどん増えています。

国は今までの税金の無駄遣いのしわ寄せが来てお金が全くありません。

なので、税金を集めるためにこの消費税の税率は年々増えていて、今後もさらに増え続けていくと予想されています。

消費税の他にも

  • 稼いだお金の額に応じて支払う所得税」
  • 住んでいる地方自治体に支払う住民税」
  • 事業を行うことでかかる事業税」
  • 土地などにかかる固定資産税」
  • 自動車を所持していることでかかる自動車税」
  • 遺産を相続する際にかかる相続税」

このような税金があり、僕達の生活は税金で溢れています。

中にはあなたや僕が一生関わることのない税金もあるでしょう。

  • 税金は「消費税」をはじめ様々な種類がある
  • 税率は今後さらに上がっていくと予想されている

④「所得税」って何?

サラリーマン、フリーランス共に支払う税金の中で大きな割合を占めるのが「所得税」です。

所得税とは「あなたが稼いだお金に対してかかる税金のこと」です。

なんか聞いただけでテンション下がりますけど、元気出して下さい。

日本では超過累進課税制度というものが適応されていて、簡単に言うと

国

たくさん稼いでいる人ほどたくさん税金を納めてね!

ということになっています。

つまり所得が多くなれば多くなるほど支払う所得税も多くなる仕組みなのです。

一生懸命働いて大きな金額を稼いでいる人からするとたまったものではありませんが、社会の構造上稼いでいる人は少数派になるので、こういった仕組みが機能している訳です。

  • 所得税は「稼いだお金」に対してかかる税金
  • 日本は多く稼いでいる人ほど納める所得税が多くなる

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⑤「収入」と「所得」の違い

意外と知られていないのが「収入と所得の違い」です。

僕も最初はどちらも同じだろうと思っていましたが、まったく異なるものです。

まず「収入」についてですが、これは単純に売り上げた金額を指します。

例えば僕が酒場を経営をしているとします。

コバ
コバ

いらっしゃい!

この時お客さんに支払ってもらって得た日々の売上、これが収入になります。

僕がフリーのカメラマンなどを始めたのであれば、仕事に対して受け取ったお金がそうです。

しかし、この収入が全て利益になっているのかというとそういう訳ではありません。

多くの場合この収入を得るために使っているお金があります。

例えば酒場だったら提供する食品や飲料を仕入れる必要がありますし、水道や電気も必要になります。

カメラマンだったらカメラや三脚が必要な訳です。

こういった収入を得るために使ったお金のことを経費といいます。

そして、収入から経費(売上を上げるために使ったお金)を差し引いたものが利益である所得になり手元に残る訳です。

酒場の売上(収入) − 提供する食品代や飲料代(経費)

= 手元に残るお金(所得)

余談ですが「月収100万円達成」などの謳い文句を使って自身のコンサルティングを販売したり、セミナーなどでお話されている講師の方がいますが、ほとんどの場合100万円が手元に残っている訳ではないので注意しましょう。

月収100万円に到達していても蓋を開けてみると「広告費や自分での買い込みなどの経費がかかっていて、実は所得がほとんどない」という方が結構います。

「これだけ稼ぎました!」ということを売りにしている方を見る時は、収入ではなく手元に残った所得に注目すべきです。

  • 「収入」は売上そのもの
  • 「所得」は収入から経費を差し引いたもの

⑥「控除」って何?

税金って支払うお金の話ばかりで嫌になってきちゃいますね。

ただ税金は納税者に配慮してくれている部分もあります。

その1つが「控除」です。

控除というのは「金額を差し引くこと」です。

先程、所得についてお話しましが、所得税はこの所得に定められた税率を掛け算して所得税が算出されます。

所得 × 定められた税率 = 所得税

つまり所得が少なければ少ないほど、支払う所得税が少なくなる仕組みになっているんです。

なので、いかにして所得の部分の数字を抑えるかが節税をする上でのポイントになっています。

そこで役立ってくるのが控除です。

控除は所得から規定の金額を差し引いて、所得税を安くすることができます。

(所得 − 各控除) × 定められた税率 = 所得税

そして、控除された所得(課税所得)に定められた税率を掛け算して所得税が算出されます。

この控除の種類は例えば、

  • 子どもがいるのなら扶養控除」
  • 妻がいるのなら配偶者控除」
  • 保険料を支払った分だけ引くことができる社会保険料控除」
  • 無条件で与えられる基礎控除」

こういったものがあります。

つまり控除というものは

国

他の人の生活など負担してくれているから所得税は安くしてあげるね!

という国からのはからいなんです。

このように控除の金額を大きくすることは節税のポイントでもあるのです。

所得をおさえるために収入を一部申告しなかったり、経費を水増しするのは立派な犯罪なので絶対に止めましょう。

  • 控除は「金額を差し引くこと」
  • 控除を受けることで所得税などを安くできる

⑦「給与所得者」と「事業所得者」の違い

社会においてお金を稼ぐ形態は大きく2つに分けることが出来ます。

それが「給与所得者」「事業所得者」。

1つ目の給与所得者は、サラリー(給与)をもらう人のことです。

例えば企業に勤務しているサラリーマン、パートやアルバイトの方が給与所得者になります。

2つ目の事業所得者は、報酬をもらう人のことです。

企業に属さず自分で事業を行っている事業主の方が事業所得者になります。

両者を分ける基準として時間給で働く場合は給与所得者、出来高制で働く場合は事業所得者と考えると分かりやすいですね。

また申告納税については給与所得者は企業が「年末調整」という形で行ってくれるのに対し、事業所得者は自分で「確定申告」という形で自分で行わなければなりません。

申告納税とは?

1年間に稼いだ金額を国に報告して、その分の税金を納めることです。

また給与所得者の場合は仕事に必要な備品などは企業が負担するので経費という概念がなく、事業所得者の場合は当然自分で負担するので経費の概念があります。

ちょっと細かくなりますが、給与所得者でも経費に当たる「給与所得控除」というものが用意されていて、一定額を収入金額から差し引いてよいことになっています。

ただ基本的に全て企業が行うので給与所得者は自分で調整することはできません。

給与所得者 事業所得者
もらうもの 給与 報酬
形態 時間給 出来高
申告納税 企業が
年末調整を
してくれる
自分で
確定申告する
経費 経費の概念が
ない
経費の概念が
ある

給与所得者でも自分で確定申告をすることは可能で、ケースによっては還付金(税金を支払い過ぎたために戻ってくるお金)が発生したりします。

また一定の金額以上の給与を貰っている場合など、条件によっては確定申告が必要になってくる給与所得者の方もいらっしゃいます。

  • 給与所得者は企業からサラリー(給与)をもらう人
  • 事業所得者は企業に属さず自分で事業を行って報酬をもらう人

⑧税金を納めないとどうなる?

ここまで税金についてお話してきましたが、税金を納めないことによるペナルティも気になりますよね。

納税は国民の義務として憲法に定められているので、行わない場合は当然罰則があります。

毎年、税務署の税務官が正しく申告をして税金を納めているか確かめるために「税務調査」というものを行っています。

税務調査を受けるのは稀なんですが、受けた場合は帳簿をはじめ通帳や領収証など全て詳しく調べられます。

もうぐうのねも出ないくらい徹底的に、です。

その結果、自身で修正申告を行ったり、税務署からの処分として更正を受けることもあります。

修正申告や更生があった場合は「告加算税」「延滞税」が課されます。

「加算税」や「延滞税」の場合は、払うべきだった税金分にプラスして数%程度の支払いになります。

ただし、所得隠しや経費の水増しなどの悪質なものになると「重加算税」を課されたり、場合によっては逮捕になるケースもあります。

また余り知られていませんが税金にも時効が存在します。

ただ時効の期間は個人の状況によって変わってきますので注意しましょう。

  • 未納や不備があった場合には加算税や延滞税が課される
  • 悪質なものになると重加算税や逮捕されるケースもある
  • 税金には時効がある

⑨支払っている税金は社会的信用に繋がる

一般的にフリーランスはサラリーマンに比べ社会的信用が低いとされてます。

社会の風潮は企業に属し毎月給料が支払われるサラリーマンの方が安定しているという見方なんです。

実際にフリーランスがクレジットカードの申請に通らないなんてことはよくありますからねね。

そこでフリーランスの場合は所得税などの税金を支払っていることが、社会的信用を得るための手段になるのです。

また事故に遭ったときの保障を受ける時など自身の所得を証明するためにも所得税を払っておく必要があります。

節税することは大事なのですが、一概に支払う金額が低ければいいというものでもないということは覚えておきましょう。

大切なのはバランスということです。

  • フリーランスは社会的信用が低い
  • 支払っている税金が社会的信用に繋がる

まとめ:税金の基礎はこれでOK

お疲れ様でした!

ここまでの内容を把握しておけば、税金の基礎はOKだと思います。

税金で損をしないように、ここまでの内容はしっかりと理解しておきましょうね。

あと知っておくべきなのは毎月支払うことになる社会保険料についてです。

それについてもまとめてみたので、こちらの記事を参考にしてみてください。

社会保険料についても仕組みをしっかりと理解しておきましょう!

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